等身大の国際交流プロジェクト
4CATJAPÓ が行っている「4つの視点のミュージアム」とは
4catjapó(クアトラカットジャポ)の行う「4つの視点のミュージアム」について、詳しくご紹介します。
また、私たち4catjapóの想いや、2025年11月に行われた京都展示会の様子をお伝えします。

スペイン・カタルーニャと日本をつなぐプロジェクトチーム
「カタルーニャ」と聞いてすぐに思い浮かぶ方は日本ではまだ少ないかもしれません。日本から飛行機で15時間以上かかる、スペイン北東部に位置する地域です。
カタルーニャってどんなところ?
世界的に有名な今も建設が続く教会、サグラダ・ファミリアや、サッカークラブFCバルセロナの本拠地として知られています。また、ワインや生ハム、オリーブなど、美食の宝庫としても魅力あふれる地域です。
わたしたちはカタルーニャ出身の人、スペインの他の地域出身の人、日本出身の人と、文化探求イベントを開いたりしています。

日本とカタルーニャの生活文化を探求する 「企画展」を開催したい!
「4つの視点のミュージアム」は、カタルーニャと日本の生活文化を探求する企画展です。
2025年11月に京都・烏丸で最初の展示会が始まりました。
2026年・2027年はスペイン・カタルーニャで展示会を行います。

トップバッターの京都展が先日開催されました!


2025年、わたしたちが開催した「4つの視点のワークショップ」を展示物に編集して、お披露目するという企画です。「4つの視点のワークショップ」では、カタルーニャと日本の生活文化を両国から参加者を募り、みんなで探求しました。

4つの視点とは何か?
①スペイン・カタルーニャ出身者からみたカタルーニャらしさ
②スペイン・カタルーニャ出身者からみた日本らしさ
③日本出身者からみたカタルーニャらしさ
④日本出身者からみた日本らしさ
それぞれの視点で生活文化を探求。それらを「衣」「食」「住」「まとめ」の全4回開催しました。
ワークショップでは、Web上のホワイトボードアプリ「miro」を使いました。
事前にそれぞれの視点で思っていることを付箋に書いてもらってmiro上で集めました。
「日本人は湯船につかるのが好き」「カタルーニャ人はシャワーをさっと浴びる」など、生活に根付いた「らしさ」をみんなで書き込みました。


当日は持ち寄った付箋について「これってどういう意味?」「これにはこういう慣習があって、、、」と、それぞれの地域について、つっこみ&解説のディスカッションをしました。

リアル会場だけでなく、zoomでスペイン カタルーニャ現地の人にも参加してもらいました。当日はカタルーニャのマチGironaにある日本語学校Som Japóの先生方に通訳で協力いただきました。

ワークショップでは、身近でわかりやすい違いから、それぞれの地域が大切にしている価値観を考える場面もありました。
たとえば、カタルーニャでは、どこの家庭にも大きなオーブンがあり、家族や仲間と囲む食卓のために、昔から変わらず時間をかけて料理をつくります。
一方、日本の家庭には欠かせないのが電子レンジ。忙しい生活のなかで、限られた時間を有効に使いながら、手早くおいしい食事を楽しむ工夫が根づいています。
家電ひとつをとっても、その土地らしさや暮らし方の違いが見えてきます。
このワークショップを「企画展」にしたい!
このワークショップでみんなでディスカッションしたことを、いろんな人にシェアしたい!!そして、カタルーニャや日本に興味をもってくれる人を増やしたい!!そう思い、企画展の準備をはじめました。

1.見せたいのは「結論」ではなく「活動」
ワークショップの結論を見せたいのではなく、それぞれの視点の相違点や類似点の面白さをシェアしたいのです。活動の軌跡と、白熱した話題にスポットライトをあてることで、来場された方ににカタルーニャ文化や日本文化への興味をもってもらえたら嬉しいです。
2.ともに企画展をつくりあげる。制作工程自体が「作品」
ワークショップの参加者を中心に、国境を超えた多くの人を巻き込んで準備が進められています。展示会のアイディア出しや、実制作、広報や各地域での施設交渉など、準備をともにするなかで交流し、そこでまた新たな気づきが生まれます。これぞ等身大の国際交流!
3.企画展をみてもらうことで、仲間の輪を広げる
企画展の来場者にカタルーニャ文化や日本文化への興味を持ってもらうことで、今後の活動をともにする仲間の輪を広げたいと思います。



何度もミーティングをしてアイディアを出し合ったり、日本語、カタルーニャ語、スペイン語の翻訳を手分けして進めています。カタルーニャの食卓、日本の食卓を再現すべく、みんなで食品サンプルづくりもしました。
カタルーニャ州政府・京都府のおすみつき◎「日本・カタルーニャ交流年」公式コンテンツに!

2025年は「日本・カタルーニャ交流年」。両地域の文化や人々が出会い、学び合い、未来につながる交流を育む特別な一年です。私たちの企画展「4つの視点のミュージアム」も、その公式コンテンツになりました。
そして5月には、京都府とカタルーニャ州が文化や産業で手を取り合うための覚書を結びました。京都とカタルーニャが、文化や産業でこれからの協力を深めていこうと約束した大切な出来事でした。
この流れの中で「4つの視点のミュージアム」を開催することは、単なる展示を超えて、人と人とが等身大でつながる場をつくる挑戦です。京都とカタルーニャ、離れた場所に暮らす私たちが、お互いの暮らしや文化を見つめ合うことから、新しいつながりが広がっていく——そのきっかけになることを願っています。

▲4catjapóメンバーは大阪万博スペインパビリオンのカタルーニャ週間に招待いただいて参加しました

▲Ritsukoがカタルーニャ週間のパネルディスカッション「カタルーニャと日本との間に存在する架け橋に関する講演会」に参加しました

▲Anna、Ryo、Masafumiがカタルーニャ週間のオープニングセレモニーに参加しました
多くの企業・団体に協力いただいて進行中

スケジュール
「4つの視点のミュージアム」は、2025年から2027年の3年間で日本の京都、スペイン カタルーニャのGirona、Barcelona、Manresa、Terrassaの5都市で開催予定です。

2025年10月 企画展告知開始
2025年11月5日-9日 4つの視点のミュージアム@京都
2026年6月5日-12日4つの視点のミュージアム@Girona
2026年6月19日-25日4つの視点のミュージアム@Barcelona
2026年7月以降 4つの視点のミュージアム途中報告会 / リターン発送
2027年6月4つの視点のミュージアム@Manresa @Terrassa
※予定は変更する場合があります
プロジェクトはまだ続いています
「4つの視点のミュージアム」は、4catjapóのチームだけでなく、ワークショップの参加者や数多くの協力団体の力をいただきながら、着々と準備を進めています。
その過程では、国や地域の文化の違いに触れ、たくさんの対話を重ねてきました。仕事の進め方や表現の仕方など、自分たちの「当たり前」が他の人の「当たり前」とは違うことに気付かされます。あるとき、カタルーニャの仲間が「こういう話し合いこそ学びだよね」と言ってくれたことがありました。まさにその通りで、こうした体験こそ、私たちが目指す“等身大の国際交流”であり、その土地を本当に好きになるための一歩だと思っています。
展示会では、単なる情報の紹介ではなく、こうしたやりとりや温度感も感じていただけるようにしたいと考えています。
プロジェクトは始まったばかりで、これから2年間続いていきます。
応援してくださる皆さまと共に、この旅を歩んでいけたら嬉しいです!
4CATJAPÓって?
私たちの最初のプロジェクトは「4つの視点のワークショップ」でした。スペインに住む人から見るカタルーニャ文化、日本文化。日本に住んでる人が見るカタルーニャ文化、日本文化——この4つの視点から互いの文化をひもとく試みです。そのタイトルから転じて、「4、Catalunya、Japó」→「4CATJAPÓ」となりました。
Member
カタルーニャと日本をつなぎたい人々

菊池 律子
リーダー株式会社コト・ラボ
CEO /クリエイティブディレクター

角元 良
プロジェクト企画運営合同会社Tocoton
CEO / プロジェクトデザイナー

Anna Fornieles Ortí
プロジェクト企画運営陶芸Tocoton
陶芸家

堀 麻里子
プロジェクト企画運営ディレクター

菊池 まさふみ
プロジェクト企画運営情報分析 管理
運営会社
| 屋号 | 株式会社コト・ラボ |
| 代表取締役 | 菊池律子 |
| 設立 | 2016年10 月27 日 |
| 所在地 | 東京都新宿区新宿4丁目3番15号 |